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写真も娘も、よく見ること

by emica

撮影に関して、いろんな技術がありますが、よく言われるのが、
「とにかく、観察すること」というのがあります。

何かを撮ろうとするとき、ファインダーを覗いてシャッターを切ることに夢中になってしまって、
目の前の被写体をきちんと見ていない、ということがある、と。
それが風景であれ、人であれ、きちんと見ていないと、それは写真にハッキリと出ます。

どんなに素晴らしい技術で撮ったとしても、観察もなく撮られたものは、
ふわっと表面をなぞっただけのような、特に心に響くものがない写真になります。
いっぽう、よく見て、観察して撮られたものは、
たとえ粗削りな腕だったとしても、被写体の魅力をしっかりとらえた一枚、
であったりします。

私の友人で、絵を描く人がいるのですが、彼女が撮る写真も素晴らしい。
純粋にセンスがあるのでしょうが、それ以外に、
絵を描く時の観察眼を、写真にも活かしてるからかな、と思います。

子育てをしていると、あまりの忙しさ、あわただしさに、
目の前のことを、なーんも見れていない、というときがあります。
娘のことも、まだまだ赤ちゃん、と思っていたら、
最近は、いろんなことに興味を持ち始め、自己主張を始めてきました。

今日、娘がご飯を食べている時、
私の食べているサラダに手を伸ばしてきました。
いつもなら、ダメよ、と触らせないようにするのですが、
今日は、娘に十分にやらせてみよう、と思いました。
娘は、近くにあったトングでサラダをしばらくつついていると、
私のそばにあるお皿に、サラダを載せようとしてくれました。
トングで、お皿をトントンと叩くような真似でしたが、
私にサラダをよそうつもりだったんだな、とそこで気づくことができました。

ありがとう、と言うと、娘は得意げで、嬉しそうでした。

よく見ること、よく観察すること。
そして、目の前のものが、どうしたいか、どう思っているのか、知ること。
写真も、子育ても、同じなのかもしれません。


Eos D mark2 / SIGMA 50mm F1.4 DG HSM


emica
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