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写真に向き合い続けること

by emica

大寒を過ぎて、ふたたび妙に暖かい一日だった。ダウンコートが重く感じられた。

先日、写真の師匠の展示を見に行きました。
夫が休みだったので、子供の面倒を見てもらう要員として、一緒に会場へついてきてもらいました。


写真は、すべてモノクローム。そしてフィルムで撮影されたもの。
師匠が、出版社の方と苦労して製作された写真集も置いてありました。


展示と、写真集。
魅入ってしまった。写真集を開くと、ふーっと、その世界に入っていく。それは黒い紙で作られた写真集だったからかもしれない。どうしてかわからない。とにかく、映画を見るような、そんな感覚。写真にひきこまれていく。そして、もっともっと、魅入ってしまったのは、目の前にいる師匠はまだ、今までも、そしてこれからもずっと、写真のことを考え続け、戦い続けるひとなんだ、ということ。先生自身の生き方が、魅力的なんだ、だからこの人から写真を学びたい、と思ったんだ。そんなことをあらためて感じた、写真展でした。

仕事でも趣味でも、何か、自分がその道に行こうとする時に、心から尊敬できるような、こうなりたい!と思えるような”師匠”に出会えることは、幸せなことです。師匠が写真について考えて、戦い続けているのなら、私も写真について、考えて、戦い続けたいと思う。

師匠は去年「写真のあり方が、変わり始めている。今年は分岐点だ」と仰っていました。
去年は同時期に、杉本博司とトーマス・ルフが展示をしていて、どちらの作品も写真に対する価値観をまったく越えてくるようなものでした。

写真は、これからどこに行くのか。写真で、何ができるのか。そんなことを考えています。

そうそう。夫と娘は、師匠の展示場で、ゆっくりと時間を過ごしてくれていました。娘は、師匠のあたたかい雰囲気と、写真のかもしだすエネルギーが心地よかったみたいで、キャッキャと歩き回っていました。帰るとなったら、泣き出してしまったほど・・・。ママと同じ、もっと居たかったみたいです。

私が、写真や師匠との話に没頭してしまっている間、夫はずっと、そんな娘のことを見てくれていました。当たり前のようにしてくれたけど、そのことにも、感謝しないとね。ありがとう。

Rolleiflex 2.8E




emica
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